戸建てとマンションのリビングリフォームそれぞれの注意点
戸建て、マンションそれぞれリフォームする際に必ず注意する点、考えなければならない点が出てきます。リフォームする前に自前にポイントを抑えておきましょう。
戸建住宅のリビングのおすすめリフォーム方法と注意点
戸建てリビングを過ごしやすいようにリフォーム
戸建てのリビングをリフォームするにあたっては、大切なポイントがいくつかあります。どんなリビングのリフォームにも共通する注意点、家族構成別のおすすめリフォーム、そしてペットがいる場合のリビングリフォームのポイント、さらにはリフォーム業者の選び方などについてご紹介します。
一戸建てでリビングをリフォームする時の注意点!
リビングは家の中でも家族が集う重要な場所です。リビングの居心地の良さは、家族が楽しく暮らすために大きな役割を果たします。一戸建てのリビングのリフォームを行う場合には、注意した方がよいポイントが2つあります。1つは、リビングの配置、もう1つはリビングのインテリアです。
まず、1つ目の注意点であるリビングの配置についてです。リビングや他の部分の配置を変えずにインテリアだけリフォームする場合は該当しませんが、リビングと同時に、他の居室や水回り部分の配置を変更するリフォームを行う場合も多いでしょう。その場合は、家族の暮らしの動線や来客時の動線を考慮してリビングの配置を決める必要があります。
子供が小さいうちは確認できる範囲で
例えば、プライバシーを尊重したい場合は、各部屋からトイレやバスルームに移動するときにリビングを通らない配置でリフォームするのがおすすめです。
また、子供がまだ小さい時期などいつでも家族の動向がわかる家にしたいと考える場合は、住宅内のどこへ移動するにもリビングを経由する配置にするやり方もあります。
続いて、2つ目の注意点であるリビングのインテリアについてです。リフォームの計画を練っていると、床はこれがすてき、壁紙はこれが魅力的などとそれぞれの部分で気に入ったインテリアが見つかる可能性があります。
しかし、それぞれの部分について気に入ったインテリアをバラバラに選択してもリビング全体として統一感がとれなくなってしまう可能性がありますので注意が必要です。
統一感のないインテリアのリビングは落ち着かない空間になってしまいます。そのため、床や天井、壁などのデザインを決める段階では、できるだけ色調を合わせていくように心がける必要があるでしょう。
住んでいる人の構成別おすすめリフォーム!
リフォームを進める場合、家族構成を無視するわけにはいきません。家族構成が違えば、その家族に合った住まいの形も変わるはずです。そのため、リビングのリフォームを行う場合は、家族構成を意識して計画を進めることが重要です。
例えば、夫婦と子供2人の場合は、リビングが家族団らんの中心エリアになることが多いです。子供の成長の過程では、親とのコミュニケーションは大切です。ダイニングとともにリビングはそのコミュニケーションの場として重要な役割を担っています。そのため、2人の子供がのびのび過ごせるスペースをリビングに確保するとよいでしょう。
また、比較的小さいうちから独立心を育てるために子供部屋を与える場合は、リビングから子供部屋が見えるようにリフォームするのも効果的です。
親と同居という家族構成の場合は、自宅での介護も視野に入れてリビングのリフォーム時にバリアフリー化するのがおすすめです。さらに、親との距離間にも配慮したリビングにする必要があるでしょう。
それぞれの家庭によって最適なレイアウトは変わってきますが、共用部分を多くして共同生活する形を取りたい家族の場合もあれば、同居といってもできる限りお互いのプライバシーを守りたい家族の場合もあります。それでも、どちらの場合であってもリビングは親子をつなぐスペースになります。
そのため、開放的であるとともに、親と子供両方の意見をとり入れたリフォームを行うことが大切になるでしょう。ただし、完全にお互いのプライバシーを守りたい場合は、リビングも別にするという選択肢もあります。
ペットがいる家におすすめのリフォーム
内閣府「動物愛護に関する世論調査2010年」によると、戸建て住宅の40%がペットを飼っているようです。ペットは番犬のような存在ではなく家族の一員として扱うのが一般的になってきているようです。そのため、室内でペットを飼う人も増えてきました。ペットを飼っている人がリビングをリフォームする場合には、ペットとともに快適に生活するために、いくつかの点に注意してリフォームを進めることが大切です。
ワンちゃんは広すぎず狭すぎず
まずは、風通しの良い設計にすることをおすすめします。ペットは臭いを放ちますし、抜けた毛などもかなり落ちる場合があります。そのため、空気がよどまないようにリフォーム段階から気を付けて設計しておく必要があるのです。
また、全体が見渡せるようなリビングは避け、ソファなどの家具や段差などによってあえて見通せないレイアウトにするとよいでしょう。
ペットによっては広々と見通せることがストレスにつながることもありますし、外も含めて見渡せる範囲が広くなると犬などの場合はよく吠えるようになってしまう可能性があります。
その他のポイントとしては、キッチンやダイニングにはペットが入れないように工夫することも衛生面を考えると大切なポイントです。
上下に行き来ができる棚もあり
さらに、猫などの場合は、運動不足の解消になるような昇り降りできる棚などを壁に設置するのもよいでしょう。コンセントの位置も、安全面に配慮したリフォームのポイントとして重要です。
ペットにとってコンセントは誘惑物になる可能性があります。簡単に触れない、見えないように、電化製品の配置に合わせてコンセントを設置することをおすすめします。
DIYで手軽にマンションのリビングを変身させる技
マンションに住んでいる人も一戸建てに住んでいる人同様、我が家を快適にカスタマイズしたいという気持ちを持っているのではないでしょうか。特に家族が集まるリビングを快適なものにリフォームしたいと考える人は多いかもしれません。
しかし、集合住宅であるマンションをリフォームする場合、事前に確認や断りを入れておかなければならないことが多くあります。マンションに住む全員が快適に過ごせるために、守るべきことはきちんと守りましょう。それでは、マンションでリビングをリフォームするときに気をつけるべきことや役立つ知識などを一緒に学んでいきましょう。
マンションでリビングリフォームするときの注意点!
理想のリビングへ
マンションは一戸建てとは違い、いくら分譲で自分の家だからといって全てを好き勝手に変更することはできません。つまり、マンションという性格上管理規定に則らないリフォームは行うことができないのです。
事前に管理人にリフォームの相談をしよう
そのため、リフォームを始める前には必ず管理人に相談し、最新の管理規約を読んで、自分たちが行おうとしている工事は規約に違反していないかを確かめておきましょう。
これを怠ると無許可のリフォームが発覚した場合、せっかく時間とお金をかけて部屋の雰囲気を変えたのに元の状態に戻さなければならないことになるかもしれません。
次に配慮しなければならないのは、仕事や私生活を送りながらDIYリフォームをする場合に起こる、工事に伴って発生する音や粉塵の問題です。
DIYの際は近隣に配慮を
日曜大工的にリフォームを行っていると、工事が場合によっては数ヶ月にも及ぶことがあります。
リフォームには少なからず騒音が発生するものです。音の問題は隣人にも気を使う必要があり、作業をしている自分たちにとっては苦にならない音でも、人によっては耐え難い騒音と捉えている場合があるので、リフォーム工事前には挨拶に行きましょう。
その際、工期はどれくらいか、どの曜日に頻繁に音が出るかを詳しく説明することも忘れないようにします。両隣や向かいに加えて上と下の階の住人に挨拶に行くことも大切です。また、粉塵は自分たちに被害が及ぶ問題です。丸ノコやサンダーで出た粉は細かく、咳や息苦しさの原因となります。
作業をする際にはマスクや防塵メガネなどの装備を整え、換気に十分気をつけることが大切です。特にリビングは家族の出入りが激しい場所なので、子供から高齢者まで全ての家族に配慮したリフォーム工事を行うよう気をつけましょう。
手を加えてOKな部分とNGな部分がある!
DIYでリフォームをする場合特に注意しなければならないことは、素人が触ってはいけない部分が部屋の中にはあるということです。どんなにDIYに慣れていたとしても、また、リフォーム代を節約したかったとしても、水道管やガス管、電気の配線をいじるのは厳禁です。
特に複数の世帯が入っている集合住宅において配線や配管のトラブルを起こすと、隣人を始めマンション中に多大な迷惑がかかります。配線や配管などに影響してくるキッチンなどのリフォームは、必ず専門家を呼んで施工してもらうようにしましょう。
また、よく勘違いしがちなのがバルコニーです。部屋についているバルコニーは一見自分のものと思いがちですが、占有使用権はあるものの実は共用部分にカウントされるので勝手に改造することはできません。同じくサッシも共用部分に含まれるので、窓のサッシをいじることは禁物です。
一方、壁紙の雰囲気を変えるリフォームや床材の張り替えはDIYの範囲で十分に行うことが可能です。
基本的にリビングルームは専有部分なので、自分たちの好きなように部屋の雰囲気を作り変えることは許可されています。休日など隙間時間を見つけて家族や友人と楽しむこともできるので、ぜひ自分たちで家の模様替えをしてみてください。
壁を傷つけずに印象を変えるにはカッティングテープがおすすめ
目につく場所にあり、また部屋の中でかなり多くの面積を占める壁は、その空間の印象を決定づける大きな役割を果たします。部屋が暗かったり狭く感じたりするときは、壁の雰囲気を変えることで視覚的にも感覚的にも明るく広い部屋に見せることができるでしょう。
しかし、特に賃貸マンションの場合原状回復のことを考えると、壁のムードを変えたいと思っていても壁紙を張替えることは難しく、分譲マンションであったとしても元の壁紙を剥がして新しいものを取り付けるのはちょっとした手間になります。
では、手軽に壁の雰囲気を変えたい場合、何か良い手段はないのでしょうか。実は世の中にはとても便利な道具があります。それはカッティングテープやカッティングシートと呼ばれるもので、裏に粘着剤がついたシール式の塩化ビニールシートです。
あなたの好みのシートがきっと見つかる!
カッターで簡単に切ることができるので、壁などの広い面から引き出しの正面などの小さな面まで幅広い使い道があります。
カッティングシートには図柄がプリントされたものから、本物かと見紛うようなリアルなレンガ調や石目調のものまで販売されています。思わず触りたくなるくらい本物そっくりなので、上手に利用すればきっと部屋のイメージを変えることが可能になるでしょう。
カッティングシートを壁に貼るリフォームなら賃貸でも管理人が許可する確率は高くなります。分譲マンションでも手間をかけずに我が家を素敵に変身させられるので便利なアイテムであることは間違いありません。
カッティングシートはホームセンターでも買うことができますが、とことんこだわりたいならインターネットを利用してさまざまなショップを覗いてみると良いでしょう。
カッティングシートを貼るには、そのまま貼る方法と水張り法の2種類あり、手軽に作業をしたいならそのまま貼り、ズレを作らず慎重に貼りたいなら中性洗剤を2、3滴混ぜた水を吹きかけて貼る水張りが良いでしょう。いずれの場合もカッティングシートを取り付ける前は対象物を水やアルコールなどできれいにすることが大切です。気泡が入ったら針で穴を開けて空気を抜けば問題ありません。
床はタイルを敷くだけで印象を変えることができる
床材を例えば畳からフローリングに変える場合は、階下や隣にきしみが聞こえないかを配慮する必要があります。そのため、フローリングを浮かせるなど大掛かりな工事が必要となるケースがあり、DIYの範囲を超えてしまいます。
自分たちで手軽に床の雰囲気を変えたいなら、今ある床の上からタイルを敷くだけでも、十分への雰囲気を異なるものに変えることが可能です。
汚れてしまっても簡単に取り替えられます
世の中には大変便利なものが売っており、タイルカーペットもリフォームを考えている人にとってうれしいアイテムでしょう。比較的小さなサイズのカーペットを置いていき、床に模様を描いていくこともできるタイルカーペットは、色の違うものを互い違いに置いていくことによってチェス盤の模様やストライプなど床にさまざまなアレンジを加えることができます。
タイル自体のサイズが小さいため、どのような広さの部屋にも対応できるのが魅力的です。もしもタイルが汚れてしまってもその部分だけを取り除いて新しいものに付け替えられるので、いつでも清潔感あるリビングルームを保つことができます。
タイルカーペットには1色カラーのものだけではなく、木目調などバラエティに富んでいるので、部屋の雰囲気に合わせて好みのものを選んでみてください。取り外しがしやすい分掃除も楽なのできっと重宝することでしょう。